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Madworldの海外レビュー記事を紹介。(前編) [雑記]

MADWORLD(マッドワールド)【CEROレーティング「Z」】

MADWORLD(マッドワールド)【CEROレーティング「Z」】

  • 出版社/メーカー: スパイク
  • メディア: Video Game

 せっかく海外版をプレイして楽しんでる身なので、日本版発売前に色々と紹介したいところですが、英語は分からないわ途中で詰まってるわで、自力ではちゃんとしたレビューが書けない・・・orz
 そこで、海外のレビュー記事を自力で和訳して紹介します。毎度ながら誤訳御免で。

 ゲームの流れの解説から、長所も短所もしっかり書かれた長文レビューなので2回に分けます。ネタバレはありません。

(原文)MadWorld Review: Paint the Town Red : TrueGameHeadz

以下和訳転載。※と【】は自分の訳注です。

街を紅に染めろ   MarkyX | March 12, 2009  

 続編と焼き直しで飽和状態にあるビデオゲーム作品の無限の海にあって、セガの翼の下で小さなデベロッパーが真にユニークな体験を生み出すのを見るのは良い変化だ。フランク・ミラーのような外観、ポップカルチャーからの引用の連発、とんでもない量の非現実的な暴力。この爽快にして不名誉なものは「Madworld」として知られるだろう。この短いが楽しい「ぶちのめしゲーム」※※はプラチナゲームズ(創造的で強力なメーカー・クローバースタジオの主要メンバーによって設立された)によって開発された。あなたがどんなタイプの人間によるかで、それを愛するかもしれないし、憎むかもしれない。

 ※フランク・ミラーは「シン・シティ」などの作者。
 ※※ 「beat ‘em up game」を「ぶちのめしゲーム」と訳しました。適切な訳語を教えてプリーズ。

【ビジュアルについて】
 最初に述べるべきことは、Madworldについて最初に気がつくように、グラフィックだ。トレーラーやスクリーンショットを見れば分かるように、シン・シティのようなコミックの強い影響がある。それは機能しているか?イエスだ。キャラクターと舞台がモノクロの外観で非常に様式化されるので、いろいろなことをより容易に見分けることができる。※グラフィックが更に助けとなる一つの面は、レベルが上がるに連れ多くのオブジェクトが無限にあることに気づくことだろう。例えば、あなたが「バラの蕾」(壁に並んだ刺)に叩きつけた男は、頭に標識が刺さっているか?彼はまだそこにいる。序盤では死体の壁紙に変形するその光景が、正しいユーモアのセンスがある人には笑いをもたらすだろう。ちょっとしたボーナスとしては、驚いたことに、ほとんどのWiiゲームと違って、"MadWorld"はHDTVでも(画質が)ひどくは見えない。※※

 ※モノクロだからかえって見やすいという意見は珍しいけど、実際、動きが速くてゴチャついたシーンでもとても見やすく出来てると思う。
 ※※これは自分も実感した。40型HDTVでもとても綺麗に見える。

【ゲームの流れについて】
 このゲームは典型的な「ぶちのめしゲーム」ようにはプレイしない。最初から最後まで道に沿って馬鹿を片付けていく代わりに、ほとんどのステージで1つの大きいエリアを探検できる。ステージの周辺を探索し始めると、そこが、火薬、爆竹。特別製の釘バットのような素敵なモノも手にいれることができる危険な場所であることを知るだろう。これらのステージの最大の目的は、ボスへ至るルートをアンロックするために多くのポイントを稼ぐことだ。絶望的なまでに必要なポイントを得るためには周りの人々を殺さなければならない。しかも、多くのポイントを稼ぐためには、創造的な方法でそれをしなければならない。

 1つのシーンを見てみよう。設定は地下鉄構内で、犠牲者は典型的なゴロツキだ。その一人に会って数発殴って気絶させても、ほとんどポイントは得られない。彼が気絶している間に、近くのタイヤをつかんでそいつに投げつけて動けなくすれば、もう少しポイントが得られる。更にそいつが動けなくなったことを利用して、近くにあるの交通標識をつかんで彼の頭蓋骨に突き立てれば、そう、もっとポイントが手に入る。医学的なことは無視して、そいつはまだ何とか生きてるから、彼が最終的に”死の国”に入るまでぶちのめすと決めて、そいつを持ち上げて仕上げに向けて振り回し始める。勢いがついたら、接近してくる刺だらけの地下鉄に哀れなビッチを投げ込む。
 おめでとう、これで巨大なコンボボーナスを得られた。

 もし、これが笑えたのなら、あなたはこのゲームのターゲットだ。そうでなかったら、このレビューを読むのはやめよう。

 まだ読んでくれてるのなら、これが”Madworld”が与えてくれる狂気のタイプだ。しかし、相手はゴロツキだけにとどまらない。忍者、ロポット、エイリアン、ウェアウルフ、ゾンビも殺すことになるだろう。新しいエリアにごとに、違った危険物、兵器、そして敵と戦うことになる。通常の「探索して、殺すための大きなエリア」以外に、いくつかのフィールドはより直線的で伝統的なレイアウトになっているが、それはオートバイステージという最も印象の薄い部分で、幸い、それは2分程度で済む。※

 ※実際は2分もかからないと思う。やっぱこの人も、自由に動きまわって探索しながら暴れるのが楽しいんだね。自分もそれが一番楽しかった。

【ブラッドバスチャレンジ】
 どのステージにもブラッドバスチャレンジという特別にバイオレンスなミニゲームが用意されている。最も知られたゲームは非常に注目を集めた「マン・ダーツ」だ。幸いなことに、ゴロツキをもっとクリエイティブなやり方で殺す方法は、「デスプレス」(哀れなマヌケを特定のエリアに放り込むと棘で粉砕される)や「マネーショット」(ついてない奴に炭酸ソーダを詰め込むと、巨大な女性の形の的に向かってすっ飛んでいく)のように、他にも用意されている。これらのブラッドバスは時々やや同じことの繰り返しになることもあるが、2分以上かかることはない。※

 ※「制限時間内にたくさん殺せ」というゲームなので確かに動作は単調になるけど、ミニゲームだしね。自分はソーダをシャカシャカする「マネーショット」がアホ臭さ満点で好きーw

 「ぶちのめしゲーム」というジャンルの本質として、”Madworld”は同じことを繰り返すゲームだ。すべてのステージをクリアしていく過程で、道に沿って違ったオブジェクトを使う;標識の代わりに燭台を使う、タイヤの代わりに巨大な惑星モデルを使う;こと以外は、同じモーションの繰り返しだろう。繰返しゲームと言っても、”ダブルドラゴン”、”ロックマン”、”メタルスラッグ”、”魂斗羅”のような古典とされる他の素晴らしいゲームの方がよほど繰り返しだ。”Madworld”の凄い点は、はこれらの行動と殺しがとても迅速ということだ。回転する刃の中に男共を絶えず次々に投げ込んでも、2,3秒で処理する。だから、そしてある理由で、忍者が棘に投げ込まれるのを見るのは際限なく楽しい。 しかし、もしゲームが2,3分ごとに劇的に変化することを期待するか、機械が完成するという考えが我慢できないタイプであれば、これを避けるのが最も良いかもしれない。


 以下、次回に続きます。


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