Madworldのレビュースコアまとめ・・・など。 [雑記]
今週のファミ通に4年?5年?ぶりに松野さんが登場ということで、ここのカウンタも何だか高回転中なんですが、せっかくファミ通は日本全国で売ってるんだから買って読もうよ~。(^^;
MADWORLD(マッドワールド)【CEROレーティング「Z」】
- 出版社/メーカー: スパイク
- メディア: Video Game
ちなみに、Madworldのクロスレビューは 8/8/7/8のシルバー殿堂入りということで。自分は海外版を途中までやっただけですが、真っ当な評価だと思います。参考に、約1年前に発売済みの海外メディアのスコアを上げておきます。
海外レビューハイスコア 『MadWorld』 - Game*Spark
Game Informer: 9/10
Nintendo Power: 9/10
Multiplayer.it: 8.9/10
G4 TV: 8/10
こういう記事は作品によって挙がっているメディアが違うので一概に比べられないですけどね。ちなみに、1up.comでは、WriterRating A- UserRating B Score 85%となってます。バラツキもないし、日本版も内容はほとんど変わってないのだから、信用できる数字だと思いますよ。
ところで最近、「2009年で最も期待はずれだった10のゲーム」という海外記事を目にした人もいるかと思うんですが、これの10位にMadworldがあがってるんですよね。(^^;
(元記事)Top Ten Most Disappointing Games Of 2009 : TrueGameHeadz
タイトルだけ目にすると「クソゲーなのか?!」と感じそうだけど、実は原文を読むと全然そうは言ってないんですよ、この記事。むしろ「Madworldは素晴らしいゲームだし、まだプレイしたことがないのなら是非やってみるべきだ」と言っていて、作品については好意的なんです。
上っ面だけ読んでると内容を誤解することってあるんですよね。
以下、Madworldについてのコメント部分を自力で訳してみました。
自分はこのゲームに好意的なレビューを書いているのだから、「Madworld」を期待はずれなゲームに挙げるのはとても奇妙だということは理解している。これには論理的な理由がある。
「Madworld」はプラチナゲームズによって開発されたが、彼らはずっとその名前でいたわけではない。数年前まで、彼らはクローバースタジオという名称でカプコンの下にあり、そこで「大神」や「ビューティフルジョー」のような多くの芸術的にユニークなゲームをリリースしてきた。「Madworld」、「God Hand」は中でも自分が特別に期待を煽られた作品だった。
「God Hand」は、PS2でリリースされたクローバースタジオ名義最後の作品で、貧弱なグラフィックのために高い評価は得られなかった。メインストリームの人々は食わず嫌いしていても、自分自身で挑戦したいと望んだり、人の顔をぶっ飛ばして楽しみたいと思う自分達には、とんでもなく(素晴らしい)ゲームだった。ここでゲームの特徴を列挙はしないがYoutubeで探せばどんな作品か知ることができる。それは良いアイデアだ。それと「Madworld」の映像を比較してみれば、類似点を感じるに違いない。
そこが自分が失望した点だ。自分は「God Hand」が好きで、「Madworld」を見た時、過小評価されたあのゲームの次世代アップグレード的なものを望んでいた。しかし、手にしたものはそれを易しくしたものだった。「Madworld」は確かに素晴らしいゲームだし、まだプレイしたことがないのなら是非やってみるべきだ。ただ、「God Hand」を作ったのと同じスタッフの作品だと思うと、自分は失望を感じるのだ。
(和訳終わり)
つまり、このライターさんはGod Handよりバイオレンスさがぶっ飛んでるので難易度も更にぶっ飛んでると期待してたけど、むしろ易しくなっていたのが残念だった、というわけらしい。
自分は「God Hand」をやったことがないので、Wikipediaから難易度に関する解説を引用すると・・・
最も易しいEASYモードですら初プレイなら何回ものコンティニューを強いられることとなる。NORMAL以上のモードに至っては、もはや一般人向けのゲームとは言い難いほどの難易度である。
一般向けじゃないほど難易度が高いゲームの、もっと上の難易度を期待されても困るー。(^^;
実際、アクション下手な自分はMadworldでもしっかり詰まってるし。もし難易度まで超極悪だったら手が出せないよ。それだけこのライターさんは濃いファンでヘビーゲーマーさんで、すごく期待していたということなんですね。
自分は、Madworldはアクションの難易度を楽しむというより、主人公のアクションとシンクロする快感を楽しむゲームだと思うので、「一般人お断り的難易度」が作品の面白さに必ずしもプラスになるとは限らない気がするんだけど・・・なんとなく。
ただ、実際に上級者は一般人よりボリューム的な物足りなさも感じやすいはずだから、その点でオンライン対戦が出来てトップランカーを目指せる仕様があれば良かったのかもしれないですね。
とはいえ、それをやると「デスウォッチゲーム」の肯定ともとれるわけで、「最終的な暴力の否定」とは矛盾するとも思うしなあ・・・。
ところで、このライターさんが書いていた「好意的なレビュー」を読んでみたら、ゲーム内容の解説から長所に短所も押さえた、とても詳しくて良いレビューだったので和訳しました。すごく長いレビューなので次に載せます。
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