PSPGoとDSiLLが目指してるものって、同じだと思う。 [日記]
ここのところ、立て続けに携帯機の新バージョンが発表されたり発売されたりしたわけですが、
・任天堂、DSiを大画面にした新型携帯ゲーム機「ニンテンドーDSi LL」11月21日発売(GAME Watch)
DSiLLって、カラバリからして見るからにシニア層を意識したバリエーションハードですが、
・岩田社長「DSi LLは年配向けってわけじゃない」(Kotaku JAPAN)
・・・とも仰ってるようで。つまり年配向け「も」意識してるのは間違いないんだw
視野角の広さは、ゲーム性悪説な教育評論家に「リビングに集まってそれぞれが黙々とDSで遊ぶのは不健康だ」と叩かれないための布石だったりして。(^^;
一方、いつの間にか発売になっていた「PSPGo」。
・速報! PSP go発売初日は28275台のセールス--エンターブレイン調べ - (ファミ通.com)
自分には売れたのか売れなかったのかよく分かりませんが、ネットでは「予想より売れた」という声を多く見かけるのが、かえって切ないところなのかも。
かたや年配向け?、かたや先進ネットユーザー向け?と全然方向性が違っているようで、これらのハードって、目指しているのは共通だと自分は思います。
DSiLLもPSPGoも、そんなに売れないだろうな、と思うのはどちらも同じだけど、(^^;
両ハードが目指していることも、ほとんど同じだと思う。それが、ゲームのDL販売の強化。
今任天堂がWiiで推してるのが「オンライン接続率のアップ」。Wiiのオンライン接続を手伝ったらご褒美をあげますみたいなキャンペーンをやってる。
そもそも「自力でネットに繋げられない人=PCを使えない人=主に高年齢層」だと思うから、このキャンペーンの目的って、PCが苦手な高年齢層にもネット環境を整えてもらおうってことだと思う。
それに続いて、今回、高年齢層向けのカラバリとDSiウェアをプリインストールした大画面DSiを投入するわけですよ。
だから、併せて目指してるのは、「PCが使えないジジババにもWiiを経由してゲームのDL販売網を広げよう」ということだと思うんだ。(それが成功するかどうかは別の話。)
ネットではLLについては「自分らは対象外だな。」と感じて拍子抜けこそすれ激しい反発はほとんど出てない無い感じ。DSiと比べても解像度が変わらない大型化は一長一短だしね。
でも、DL販売を拡げようとしているという意味では、思い切ってUMDを切ってそっぽを向かれたPSPGoと方向性はまったく同じだと思うよ。
ただ、既にユーザー側にオンライン環境が整ってるのを前提のソニーと、整ってないIT初心者を前提に動いてる任天堂の違いだけなんじゃないのかな。
ソニーは突っ走りすぎて前のめりにコケる。任天堂は堅実すぎて同行してると焦れてくる。なんだかウサギと亀の競争を見てるみたいだw
(実況アナ)「ウサギが転んだ間に亀が先頭に立ちました!先頭は亀です!亀、独走です!・・・亀、着実な走りです・・・亀です・・・亀走ってる・・・ようです・・・亀・・・(オイ、画面に変化がなさ過ぎて中継の間が持たねーぞ!)」
「第二中継車です!いきなり転んだウサギですが、サングラスを取ってから順調に追い上げてます!外さない方が良かったとか、顔をアピールするとキモいという声も聞かれますが、着実に差は縮まってます。あぁっと!急にジャンプしようとして、ちょっと足がつった模様です!いったい何がしたかったんでしょうか?・・・」
現在、こんな感じかなぁ。(^^;
ソニーは着実に兎跳びしていけばいいと思うんだけど、兎跳びだけじゃ色々と遅すぎると判断してるのかも。亀の中継は見てる方が焦れるけど、亀はウサギがコケる前からずーっと亀らしく走ってるだけだし。急に狐になれって言っても無茶かも。
自分は今のところどっちも購入予定は無し。
自分は移動中にゲームはしないし、メディアプレーヤーとしてはウォークマンXを選択済みで大満足してるので、Goを買う理由がない。
LLは母ちゃんに買ってあげても良いけど、そのつもりで買ったDSiが「生活リズム計専用」になってて、相変わらず初代で毎日テトリスをやってるので、「LL専用定番ソフト」が無いと買っても使わない気がする。(^^;
自分が使う分には、大きさより手軽さと液晶の密度の方がいいからliteとDSiで充分だし。
結局は、どんなハードだろうと、そのためにハードを買わせるだけの魅力があるソフトがあるかどうか、なんだろうね。
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