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「DEAD SPACE EXTRACTION」ストーリーモードクリア。 [雑記]

デッドスペース エクストラクション

デッドスペース エクストラクション

  • 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
  • メディア: Video Game
 数日前の話ですが、ストーリーモードをクリアしました。面白かった!!
 ガンシューは「スコアアタックに挑んでナンボ」なジャンルだと思うので、ストーリーモードだけやってもクリアと言えない気がしますが、とりあえずストーリーモードをクリアした時点での感想です。

 


【映画的表現はスバラシイ。でもストーリーはオマケと思え。】

 舞台はスペースコロニーの採掘現場。仲間の作業員がいきなりオカシクなって襲ってきたり自殺を始めたり、謎のモンスターが次々に襲ってきて・・・。

 ・・・と、展開する物語自体はごくオーソドックスな「SFパニック映画」な感じ。
 常に主観視点でゲームが進み、カメラは主人公(操作キャラ)の動きに合わせて激しく動きます。(でも全然酔いませんでした。)
 CGはWiiらしからぬ(w)丁寧な作りで、動きまくるカメラワークも日本語ボイスも映画的にとても質が高く、ハリウッド映画で培ってきた洋ゲーの実力を感じる事が出来ます。
 ・・・ってか、「やっぱり和サードって手抜きだよな~。」と思わされます。(^^;
 そりゃ全部が手抜きじゃないけどさ。

 ただし、物語自体はシンプルで前作に繋がる謎は謎のまま残るので「DEAD SPACE プロローグ」の域をを出ません。目新しいサイドストーリーのようなものを期待すると肩すかしを食います。
 
【デフォルトの難易度は低い。】
 難易度は「ノーマル」「ハード」「エクストラ」「マキシマム」の4段階。
 武器は10種類で、それぞれに通常攻撃とセカンダリ攻撃があります。ステージクリアでランダムで強化され、弾は各所で拾います。初期装備のリベットガン以外は無駄打ちすると弾が無くなるので的確に部位破壊したり、ステイシス(当てると物の動きが一定時間激遅になる)を使う必要があります。

 難易度はプレイ開始のたびに選びなおせますが、デフォルトはノーマル。視界に入る弾薬や回復アイテムを出来るだけ逃さず取っていけば、ほとんど詰まることはありません。自分が一番苦労したのは、制限時間内にバリケードをリベットガンで固定することでした。(^^;
 海外では「ガンシューはカジュアルゲー」という位置づけらしいので基本が最低難易度になってるのかもしれませんが、達成感を考えれば「ハード」ぐらいがデフォでもよかったと思います。

【やっぱザッパーは便利だ】
 自分はザッパー使用でプレイしました。リモコンだけ装着して、ヌンチャクは左手に持つスタイルです。ザッパーを使うとアームレストっぽい部分が支えになって照準がブレず、手ぶれの酷い自分でもとてもプレイしやすかったです。
 ボタンの割振りも自然で遊びやすかったですね。懐中電灯の充電が銃を振る形になってしまう不自然さはありますがw

【怖くはない】
 あくまでも「SFパニック映画」のノリで、ホラー的な怖がらせ方や驚かせ方はありません。全然怖がらない主人公のペースで自動で進むせいかもしれませんが、もともと怖がらせようという演出意図が薄い(あるいは下手)と思います。
 次の部屋へのドアを怖々開けても特にドッキリ演出も無いし、何かが起きそうで起きない「引っ張り」もありません。音楽や効果音もほとんど効果的な使われ方はしてないし。
 基本の難易度が低いので、途中から「死なないだろうなー」と感じるようになったのも大きいかも。
 自分はホラー系をやらないので比べるものがないけど、怖さならベイグラの方が何十倍も怖かったな。(^^;

【充分グロい・・・らしいけど、自分には普通だったw】
 レビューサイトを見ると前作をやった人の感想は、おおむね「人間相手の欠損表現は無いけど、充分グロい」といった感じみたいですが、自分は「ごく真っ当な表現じゃないか。」というのが正直な感想でした。
 そりゃ頭を飛ばしたり血が飛びまくるのは気持ち悪いですけど、サバイバルですからグロを気にしてる余裕はないし、クリーチャーの外観が見るからに人間より柔らかそうで手足が細いので、千切れやすいことに説得力がありました。
 もし序盤の低レベルリベットガンでも簡単に人間の手足が飛ぶような作品だったら、「結局グロけりゃ何でもいいのかよ。」と作り手の悪趣味さを感じて嫌悪したと思いますけど。

 結局、ジャンルを問わず大事なのは「見た目のリアルさと、表現のリアルさと、物語のリアルさのバランスが取れている」かどうかなんじゃないのかな、と自分は思います。

【まとめ:丁寧に手抜き感無く作られてるけど、ボリューム不足は否めないかな。】
 ということで、前作を知らない自分はとても楽しめて満足です。^^
 作り自体も日本語ローカライズもとても丁寧に作られていて好印象です。洋ゲーを食わず嫌いしている人は入門にぴったりだと思うし、尖ったゲームに飢えてるWiiゲーマーさんにもオススメです。

 ただ、オフライン協力プレイは出来るけどオンライン要素は無いので、淡々と高難度挑戦とスコアアタックで自己記録に挑むのがメインになるのは、ボリューム的な物足りなさを感じる人は多いと思います。特にHD機持ちの人は、別ジャンル旧ハードwと割り切ったとしても物足りなさは拭えないのではないかと。
 誤解を招きそうですが、強引に例えれば、「HD機版ゼルダ」をやった後に「リンクのクロスボウトレーニング」をやるようなものではないか、と思うので。


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