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「MONADO」に松野さんが関わってるのか考えてみた。 [雑記]

 E3にしれっと出展されていたモノリスソフトのRPG「MONADO~The Begining of The World~」。
 

 ・・・これ、DS「ソーマブリンガー」の後継作ですよね。

ソーマブリンガー(特典無し)

ソーマブリンガー(特典無し)

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game

 プレイしたことがある人は気付くと思うけど、「MONADO」の見た目は「ソーマブリンガー」がそのまんま3Dになった感じ。キャラの走り方も戦い方も似てるし、キャラデザもたぶん同じ人。だとすれば音楽も同じく光田さん・・・?
 次回作は据置機で作って欲しかったので、かなり嬉しいです。^^
 
 で、これに松野さんが関わってるのかどうかですが・・・よくわかりません。orz

 「見た目がFF12に似たシステムだから」と言われてるようですが、もともとソーマブリンガー自体が、シームレスバトルとベイグラみたいな武器合成システムなので、松野さんが関わっていようといまいと、3D化すれば見た目がFF12のシステムを想起させるのは当たり前なんです。これだけでは関与の判断はできません。

 それでも、出展映像と乏しい経験から自分なりに色々考えてみた結果・・・

 関わってる可能性はあるけど、システム面での監修程度で、世界観やシナリオはノータッチじゃないかと思います。プロデュースは「ソーマブリンガー」と同じくモノリスの高橋さんではないかと。
 そう考える理由は・・・

1.まずは現時点で自分が把握している松野さん情報の再確認。

 ・Wiiリモコンのデモ映像への本人出演。
 ・「モノリスと一緒にRPGを作っている」という
 ・そのによると、一緒に動くのは「DISASTER」のスタッフ。
 ・1up.comのインタビューで「一緒に仕事をしている」という崎元さんの発言。(内容は不明)
 ・「MadWorld」に関わっていたことから、「現在もフリー」だと判明。
 ・「モノリスコラボ=崎元コラボ」なのかは不明。
 ・「DISASTER」組と「ソーマブリンガー」組が一緒に動くのかは不明。
 ・そもそも情報から時間がたってるので、ポシャったり途中離脱してる可能性もあり。(前科あるしw)

 これらからすると、仮に「MONADO」の音楽が光田さんなら「崎元コラボ」は別に存在するということになります。
 でも「噂の松野新作=崎元コラボ」だとしたら、スパロボシリーズも作ってるモノリスにそんな余裕があるのかな?
 かといって、この音楽は崎元さんっぽくないと思うし・・・。

2.シームレスバトル以外に松野ゲーっぽいと感じた部分。

 ・HPの表示上限が4ケタ。
 ・ヒロインが目立たねーw
 ・ってか、野郎ばっかだ。
 ・・・・ヴァン?(^^;

 うーん・・・状況証拠としては弱いですかねw
 女性キャラが前面に出ないのはモノリス作品としてはかなり珍しいと思います。でも、単に未公開なだけかもしれないし。
 主人公?がヴァンみたいに「ビンボー庶民っぽい普通の子」って感じですが、ソーマブリンガーの主役も地味なくらい普通の子だったし。
 他にも以下の属性があったら、もう少し分かりやすいんですけどねー。
 ・男所帯 ・ファザコン息子 ・やたら強いジーサン(でも失脚する) ・気の強いヒロイン ・転職先がことごとく潰れる騎士 ・家族で殺し合い ・集団としての庶民の捉え方が黒い ・クイーンネタ&シェークスピアネタ&西洋史ネタ ・実はウホッなネタの宝庫 ・かゆうま ・・・etc.
 ・・・さすがにこの映像だけでは分かりませんw

3.逆に「松野ゲーっぽくないなー」と感じた点。

・映像の見せ方が淡泊。

 松野さんにしてはムービーの出来が全然物足りない。音楽との同調性もあんまり無い。
 でもモノリスだってムービーの演出はもっと上手いと思うので、「映像にこだわれる程中身が出来てない」のが現実かも。

・主人公が常人離れした能力を持ってる?
 何か叫んで目が光ってるシーンがありますね。松野作品では亜人種や敵キャラが豹変するパターンは多いけど、主人公はいたって等身大の人間ばかりだったように思います。固有アビリティはあっても、それは物語を動かすような要素だったことはなかったような。
 主人公の特殊能力が物語を動かすような展開は、フェイが豹変するゼノギアスっぽい印象。

・MONADOというタイトル(の元ネタ)。
 タイトルの元ネタを探して辞書を引いてみた。「monado」は不明だけど「monad」を辞書で引くと・・・

 モナド【monad】
 単子。哲学で、宇宙を構成する形而上学的な単純実体。特に、ライプニッツ哲学の根本原理

 モナド論
 ライプニッツの形而上学説。モナドは不可分の単純実体で、非物質的本性を有し、表象と欲求とからなる。宇宙はこのモナドから構成されているが、モナドは相互に作用しあうことがなく、独立である。従って、宇宙の統一的な相互対応関係は神による予定調和にほかならないとされた。単子論。モナドロジー。
 
 意味分かんねー!ってか、すっごくモノリスっぽいw(^^; ニーチェの次はライプニッツか。
 こういう形而上学的な趣味は、松野さんじゃなくてモノリスの高橋さんだと思うよ。
 松野作品は観念的な「世界の根源」部分には触れないのが普通だし。

 この時点で、世界観やストーリー原案は高橋さんだろうとほぼ確信。仮に松野さんが関わってたとしても、限りなく高橋さん色のシナリオになると思われ。

4.そもそも「噂の松野新作」は存在するのか。(6/5 青文字分を加筆・修正)

 そもそもモノリスとのコラボは単なる噂でしかありません。「噂の松野新作」なんて実際に存在するんでしょうか?
 噂を否定する噂も聞こえてこないので、最低限の内容・・・「何かしらゲームに携わっている」程度は当たっているのかもしれません。(それなら実際に当たってるし)
 また、崎元さん自身が「一緒に仕事をしている」と発言していたことから、頓挫しない限りは「何かしら出てくるはず」という意味での「松野新作」は
存在するとは思いますが、あの噂は余りにも松野さんを持ち上げすぎてると思うので、かなり割り引く必要があると思います。
 フリーの人間が、いきなりモノリスを自分色でこき使える立場になれるものでしょうか?モノリスだってゼノサーガシリーズやスクウェア時代のゼノギアスという実績があります。高橋さんの立場はどうなの?
 それに、同じWiiとはいえ他社作品である「MadWorld」に参加しています。フリーだし、モノリス待ちの時期にやったのかもしれませんが、もしもかけもちだったら、モノリスとしては良い気持ちはしないと思います。
 そう考えると、仮にモノリスとのコラボの噂が本当だとしても、松野さんが関与できる部分は限定的で、「松野新作」と呼べるほどの関わり方ではない、という気がします。

 ・・・ということで、ダラダラ書きましたが、自分の結論としては、

 噂の正体がこの作品である可能性は否定できないが、「MONADO」はあくまでもモノリスソフト主体の新作であって、「松野新作」と言えるほど松野さんは深く関わってはいない。

・・・のではないかと推測します。

 ま、外れたら外れたで構わないや。ソーマブリンガー後継作は素直に嬉しい。
 


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